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晒し上げという因習の話

インターネッツの海に飛び込んでから20年以上経つけれども、昔から『晒し上げ』という文化?風習?因習?だけは、本当に変わらないなぁとしみじみ思う。


この『晒し上げ』にも色々あるよね。

犯罪になり得る重いものから、暗黙のルールを破っただけの下らないものまで幅広い。


何でこの話をしようかとしたかっていうと、先日のゆっくり茶番劇に関連してドワンゴくんのえらい人が『個人のした行為には確かにおこだけど、個人を叩くのは…やめようね!』みたいな事を言っていたのを見たからなんですが。



この手の話になるといつもそうなんだけども。

「そうよねー、必要以上に言及する必要はないよねー」と思う穏便派な自分「もうさ、めちゃくちゃに晒し上げて二度と調子に乗らんようにして終わりでいいんじゃない?」と思う過激派な自分が、絶対に出ちゃうんですよね。


色々なところで言われている事だと思うけど、感情の大小はあれどインターネットという匿名の場だと『個人的制裁』をしやすよいね。

『悪い事をしたヤツは懲らしめることは正義だ』という考えと『みんながやってるから便乗しやすい』という考えが、人の思考や感情を鈍らせるんだろうな。便乗が便乗を呼ぶという特色から『事を大きくすることが容易』というのもあるよね。


この『事を大きくすることが容易であること』というのは、時には良い方向に流れることもある。

例えば、以前も見た『非がある方が数の暴力(フォロワー数)で殴ってくる時』とかもそうかな。あとは『犯罪行為をする人が同人界隈に紛れてる時』の注意喚起とかね。


ただ、結果的に良い方向へ流れて『事が終わった後』に必要以上に事を長引かせたり燃料をぶち込む人も多いのは事実で。ドワンゴのえらい人が言ってるのも、この『事が終わった後』のことよね。(企業として動きにくくなったら困るってのもあると思うけど)


感想戦(?)というか、終わった後に「コイツアホやなぁ」って言ったりするのはまあ別にええんちゃうか?とは思うけど、本人引っ捕まえて「お前アホやろ?詫びろや!」って言うのは、絶対にダメだよね。


とにかく良識ってやつは、匿名だと軽率に損ないやすいよね。いやいやほんとに。



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