好き嫌い/善し悪し/良し悪しの話
- Mikasa Hiragi
- 2022年4月4日
- 読了時間: 4分
こんにちは。だんだんと春めいてきた今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。
どうでもいいのですが、最近Twitterくんのフォロー数の増減が激しくて、ハラハラします。
フォロワーはフォロワーの意思があるので私はあずかり知れないところですが、フォローしてる側の数は乗っ取り等をいちいち疑わなければならないので、気にかかります。使ってるアプリによってフォロー数が違うこともあるしね。
今日は、私が口癖のように言っている『好き嫌いと善し悪しと良し悪しを一緒にするな』の話です。今回は作品やキャラクターではなく、現実の人間の話。
私は人の愚痴を聞くのが嫌いなんですが、特にイヤなのは『自分が嫌いな人=人間としても劣っている』と思い、性格や人間性を必要以上に貶めている話を聞くこと。
例えば『うちの上司、休憩戻りいつも煙草臭くてイヤ。そういやこないだ子供と歩いてたとこ見たけど可愛くなかった。親に似るんだね。』とか『あの人いっつもグチグチ細かいところまでチェックしてきて嫌になる。絶対彼氏とか友達にも同じことして嫌がられてるよ。』とか『会社の人間のくせに人のプライベートの事あれこれ口出ししてきてウザい。仕事人間は頭が固くて友達が少ないから、友達と遊ぶ人間の気持ちがわからないんでしょ。』とか、こういう話。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、みたいな感じなんだろうね。こういう人を正論で問い詰めると大体たじたじになるから、直情的というか、感情的な人ってことなんだろうな。正論を言われても『そんなこと分かってる!不愉快!』ってなる人も多いね。不愉快な思いをしてるのはこっちなんですが…つーか本当に分かってるんですかね…?
頭の中で『好き嫌い・善し悪し・良し悪し』を考える前に、感じたまま発言しちゃうんだろうねきっと。素直といえば、素直ではありますが。いつもそれでいいとは限らないよね。
こういう人は、特に会社にいると管理が非常に面倒くさい。会社の規則を捻じ曲げる人は古今東西多々いるけど、意外と悪意がある人間よりも『いい人だけど感情や善意で判断する人間』が多い。
サビ残とか、仕事持ち帰り(からの情報紛失のコンボ)とかは、特にそういう人が多いかな。頼んでもいないのに、会社近くのホテルに泊まって朝早くからこっそり出社して仕事して『私だけ仕事量多い!』とか言ってる人とかもそうだし、始業時間よりやたら早く来て『始業時間ギリギリに来るヤツはなってない』と言う人もそう。まあ、さすがに業務開始1分前に出社は遅いけど、1時間前とか30分前から準備をし始める人とかは早すぎるんじゃないかな。サビ残ダメなら早く出社すればいいんでしょ!と思っちゃうのかな。いや、なんで…?前でも後でもダメだろ…。
いずれも『こうした方が仕事が片付く』というような『よかれと思って(善意や使命感)』という思いばかりが先走って『何故それが禁じられているか?』という視点で物事を考えられなくなってしまっているんだよね。まあ、勤め先自体が腐っててそうしないと立ちいかないケースもあるけど。
今まで散々言ってきたオタクの例も、先述の愚痴や会社の例も、シチュエーションは異なれど、似た思考回路からうまれる浅慮かなぁと個人的には思っているんだよね。
こういう考え方(判断力)って、頭で考えるだけだとなかなか身につかない気がする。やっぱり自分の考えを書いたり打ち込んだりして見える化して、頭の中でもぐもぐ噛み砕く癖をつけないと、なかなか難しいのかもしれないね。感情を吐きっぱなしで振り返らないから、わからないのかなって。おもいました。
以上、大して中身のないおはなしでしたとさ。
ちなみに以前、やたら出社時間の早い人が叛乱を起こした時に『柊さんも早く来てますよ!私たちみたいな真面目な人間が割を食うのは、納得いかない!』と巻き込まれそうになった時『私は真面目なので、事前に上司の了承を貰ってますし、早く出社した分のお給料も貰ってます』とねじ伏せました。真面目だから会社の決まりは守ります…。(社畜の鑑)
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