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牧物好きなイベント語り①

うわああああん!!牧物2か3やりたいけど、時間がないよおおおおお!!!仕方ねぇ!!こういう時は牧物シリーズ好きなイベント語りをして、気を紛らすしかねぇ!!(説明終了)




※ここからの注意※

一切のネタバレに配慮しておりません!!!よろしくね!!!




▶マリアの恋愛イベント(牧場物語 初代)

~知らない人向けの説明~

 マリア:初代嫁候補の一人で、牧物2の嫁候補マリーの祖母にあたる。村長家の令嬢で、優しく控えめで信心深い性格。


~熱い自分語り~

 初代の嫁のイベントはどれも好きだけど、マリアの恋愛イベントが一番好きかもしれない。

 大人しくて優しいマリアが、父親に主人公との仲(?)を反対されて家出をしてしまう…というのが、ざっくりとした内容です。もうこの時点でたまらんでしょ。愛い奴…ってなるに決まってる。

 ここで好きな相手の家に駆けこまないところが、またいいんですよ。主人公の家で発見されたら、更に反対されるに決まってるしね…。

 ちなみに発見場所は、まさかの山の木こりの家。なかなか見つからないと思ったらそんなところに…。




▶サミエルとマリー(牧場物語2)

~知らない人向けの説明~

 マリー:先述のマリアの孫。町長トーマスと妻アンナの娘。優しく信心深いところはマリア譲りだが、引っ込み思案でややコミュニケーション能力に難あり。

 サミエル:全身黒ずくめのアヤシイ行商人。稀に良い商品を扱ってる時もあるが、ほぼ詐欺師に近い。何はともあれ金が一番!という男。


~熱い自分語り~

 Twitterフォローしてくれてる人は、きっとこう思うだろう。「こいつまたサミエルとマリーイベントの話してんな」と…いやだって、それくらい好きなんだよ…。

 事の発端は、サミエルに町長トーマスが騙されてしまうところから。その事を妻アンナに謝っているところを見たマリーが、サミエルに「父は許しても神はお許しにならない」と言うわけです。

 いつもおどおどしてて、自分の言いたいことを言えずにいる…そんなマリーがサミエルに先程のように物申すのです。いいでしょ。すっごいいいでしょ。

 もしかすると最初は家族が騙された事への怒りからだったのかもしれませんが、サミエルの話を聞いているうちに「憐れみ」に似た感情をおぼえるのです。あまりにも価値観の違うサミエルの言葉が受け入れられないマリーに対し、サミエルは「幸せの基準を勝手に決めてもらっちゃ困る」と突き放します。いい。すごくいい。

 結局マリーはサミエルの言葉がわからないまま、自分の金のペンダントをサミエルに渡します。「神のご加護をとでも言うつもりですか?金にかわるだけですよ」と吐き捨ててサミエルはその場を後にします。

 …で、翌日。主人公の家のポストに金のペンダントと「自分には重すぎる足枷です」といった内容の手紙が入っている…という…いや、最高すぎませんかね?

 このイベントの好きなところは、とにかくこの二人は何もかもが真逆なところ。価値観も真逆だし、「理解できないマリー(わからない)」と「理解できないサミエル(多分わかってはいる)」…ごく平凡な作品なら、お互い歩み寄ってめでたしめでたし!だったり、罰を受けるor改心するというオチをつけますが、このイベントはそこを明確に書かないところがいいんです。最終的にペンダントは主人公からマリーに返すんですが「あの方の気持ちを信じたい」という言葉で終わるわけです。いいでしょ?最高でしょ?

 多分ですが、サミエルは自分中心の生き方を変えたりはしないと思うんですよ。マリーも根っこは変わらないように。でもお互いの心のどこかに、この時の出会いが残ってるわけで。

 いやーーー、いい。何度でも言う。いい。




▶エリィとカレン(牧場物語2)

~知らない人向けの説明~

 エリィ:初代エレン(2存命中)の孫。両親は既に亡く、祖母エレンと共同経営者?のジェフと暮らす。明るく優しい家庭的な女性だが、お節介すぎるところがある。

 カレン:初代イヴの孫で、クリフのいとこ。ぶどう園の一人娘で、両親と住み込みで働くカイと暮らす。気が強くわがままに見えるが、本当は家族想いでしっかり者。


~熱い自分語り~

 Twitterフォローしてくれてる人は、きっとこう思うだろう。「こいつまたエリィとカレンイベントの話してんな」と…以下同文。

 まず開始早々「余計なお世話かもしれないけどご両親に心配かけない方がいいわ」「余計なお世話ね、本当に」ですよ。不穏~~~!!!

 で、最終的に感情的になったエリィが「後悔しても遅いんだから!!」と言って立ち去って、ぽつりと「…後からするから後悔って言うんじゃない」とカレンが呟いて終わるんですよ。最高~~~!!

 でも実際、カレンの立場ならエリィの言葉はマジで「うるせー!」なんですよ。エリィはぶどう園の経営不振が「カレンを町に残すため(=ぶどう園が安定したらカレンは安心して町を出ていってしまう)ということを知らないから。というか、まずこの設定が重い。しかも当事者のゴッツは勿論のこと、奥さんのサーシャさんも、何ならカレン本人も分かってる節がある。だから喧嘩が絶えないわけですよね。オツラァイ…。




 サミエルとマリーも、エリィとカレンもそうですが、牧物2って価値観が違う者同士のイベントが結構多いんですよ。そうした二人がぶつかりあったり、お互いに理解を示したり、それもまた様々で…すっごい生活感あるんですよね。

 あと、マリーやエリィのような、いわゆる善人寄りの人間の事を綺麗に書きすぎてないところがいいんですよ。自分の価値観の押し付けをしたり、相手の気持ちを汲めてない様子を、ちゃんと書いてる。だからもう一方が悪に見えないんですよね。サミエルやカレンにも、しっかり共感できる。



 いや、ほんと…一体どこのマーベラスですか!?こんな神ゲーをSwitchではなくWii Uで出したのは!?Switch発売後に、ただでさえ売れなかったWii Uで出すヤツがあるか!!!



 長くなりそうなので、いくつかにわけて語ることにします。今回は一旦、ここまで。






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