昨日のジルオール初心者向け記事を受けて、
・イベントが全然発生しない
・好感度の上げ方がわからない
・キャラクターと会えない
という内容(要約)の匿名のおたよりを頂きました。確かにね。キャラと会えなきゃイベントもクソもないよね。
そんなわけで、簡単にジルオールのイベント・エンディング・仲間入りに関してまとめてみることにします。
攻略情報というよりは、攻略のヒントですので、ネタバレは極力少なめにお送りします。ご安心ください。
~目次~
①イベントの種類
ジルオールは、めちゃくちゃざっくり『出来事』と『キャラクターイベント』にの2つに分けられます。いきなりざっくりしすぎかな?
(※公式の呼称ではなく、あくまでも分かりやすく説明するための分類です)
『出来事』は、歴史に関わる大きな出来事のこと。戦争や他国への侵略、内紛が主なものですね。この『出来事』の発生有無は、次に説明する『キャラクターイベントの発生フラグ』になっている場合があります。戦いですからもちろんたくさん人が死ぬので、名有りキャラの死亡フラグにもなり得ます。悲しいけどこれって戦争なのよね。
『キャラクターイベント』は、名の示す通り登場人物に関わるイベントのことです。これを更に細かく分類すると『出会いイベント』『会話イベント』『仲間入りフラグイベント』『離脱・死亡イベント』と分けられます。離脱・死亡イベント以外については、③で解説します。
②エンディング種類
前回、エンディングが40~50種類くらいあるよ!と説明しました。このエンディングはざっくり分けると『特殊エンド』『仲間との個別エンド』『非仲間との個別エンド』の3種類に分けられます。
『特殊エンド』
この際はっきり言うと『エンディングフラグ未取得エンド』と『全員仲間入りエンド』のことです。
『仲間との個別エンド』
そのまんまですね。ただし、これを更に分けると『通常の仲間エンド』『スタート地点限定エンド』『性別限定エンド』、更には『仲間死亡エンド(※1種類のみ)』と分けられます。
『通常の仲間エンド』の条件は大抵『仲間になってる&ラストバトルに連れていく&パーティーの中で好感度が一番高い』がほとんどです。
『スタート地点限定エンド』は、最初に選んだ相棒とのエンディングです。相棒キャラの多くは、他のスタート地点で仲間にしてもエンディングが見られないことが多いです。(例:王城主の相棒アイリーン等)
『性別限定エンド』は、条件に主人公の性別が関わってくるものです。具体的に言うと『①異性限定』『②男主と女主で2種類エンディングがある(ありがてぇ)』の2種類です。
『仲間死亡エンド』は一人しかいないので、あんまり気にしなくていいです。その名の示す通り、仲間にできるキャラが死んだ場合に辿り着くエンディングです。
『非仲間との個別エンド』
ジルオールは仲間にできるキャラクター以外にもエンディングを迎えられるキャラクターがたくさんいます。何なら、敵対している相手とのエンディングまで完備。手厚いなぁ。
この場合のエンディング条件は『好感度+一定のイベントをこなしている(フラグ)』がほとんどです。
このフラグがなかなか厄介で…自分の知らない所で密かに達成していたり(罠)、他のキャラクターのフラグと絡んでいたり、精霊魔法の禁呪と呼ばれるものの解放有無だったり、戦闘敗北が必須だったり…キャラによって本当に様々です。これがまたいいんですけどね。
これらのエンディングですが、実は優先順位というものがあります。仲間入りキャラは見たくないキャラをラストバトルから外せばいいだけなので優先順位の調整が楽なのですが、問題は非加入キャラ。条件を満たしたら、あとはどうしようもありません。優先順位1位のエンディングフラグを立てたら、2位以降のエンディングは全て見られません。
…が、さすがにそれは可哀想だと思ったスタッフの恩情で、PSP版ではエンディングが選択できるようになりました。めでてぇ。PS2版で遊ぶ人だけ、注意してください。
③仲間加入方法(出会い方)
A.出会いイベント=加入イベント
前回の記事で紹介した「開始直後に仲間にしやすい皆さん」は、大抵このパターンです。ただし中には、途中で好感度不足あるいは歴史イベントで強制離脱するキャラクターもいます。がっつり強化した仲間が敵として現れたりもします。恐怖しかねぇ。
B.出会いイベント→好感度上げ→加入イベント
詳しくは④でも説明しますが、出会いイベントの後に特定の場所で会話できるようになるキャラがいます。
また、好感度上げに加えて、別途フラグが必要な場合もあります。イベントだったり、死亡フラグ回避だったり、特定のキャラより好感度が高いことが条件だったり…。
好感度MAXだから大丈夫やろ!と思ってたキャラが、目の前で死んだ時のやるせなさといったら…まあ、このシビアさもジルオールの良さなんですけどね。
C.出会いイベント→フラグ→加入イベント
加入時の好感度は必要ないけど、フラグ立てが必要なキャラクターもいます。こういうキャラは好感度を上げるタイミングが非常に限られているため、加入後はなるべくパーティーに入れておきましょう。これも詳しくは次項で。
④好感度上げ
ジルオールの楽しい要素の一つであり、苦行になる事もある好感度上げ。まず好感度ですが、猫屋敷にいらっしゃる御猫様、ネモ様が教えてくださります。
~好感度一覧~
軽蔑(冷え切ってるぜ)<知己(ただの知り合い)<好意(ほんのチョット好意的)<友情(オトモダチ)<信頼(信頼し合ってる)<熱愛(熱いねー)<激愛(最強に盛り上がってる)
※死亡・行方不明・面識無し除く
仲間入り条件に好感度が必須のキャラは、大抵友情or信頼が必要な場合が多いです。エンディング条件はほとんどが激愛ですが、終盤加入のキャラはレベル上げの機会が少ないためか信頼が条件だったりすることも。
A.会話イベントで好感度を上げよう!
出会いイベントの後に、大抵そのキャラと出会った場所 or 居住区 or 特定の場所(墓地酒場広場等)で会話できるようになります。この会話を何度も発生させることで、好感度が上がる…というわけです。
この会話イベントは、出会いイベントの直後から発生するパターンと、一定の時期を過ぎてから発生するパターンがあります。何度会いに行っても会えない…と諦めず、ちょいちょい覗いてみるのがいいでしょう。
B.たくさんイベントを発生させよう!
キャラクターイベントは発生させるだけで、大抵好感度が上がります。なので、仲間加入条件イベントを全部見たら大抵は好感度が信頼~激愛になってます。
…が、一人だけ要注意人物がいます。ヒントは「闇の神器」です。ネメアの邪魔をすると、お怒りイベントが発生するようになる人がいます…。
C.宿屋に泊まろう!
仲間入りしたキャラクターの多くは、宿屋に泊まると会話イベントが発生します。加入後すぐ発生するキャラもいるし、一定の好感度が必須だったり、特定のイベントや時期を経て発生するようになるキャラもいます。加入後は好感度上げする機会が限られるので、なるべく見ておいた方がいいでしょう。
D.パーティー内に入れた状態で主人公レベルUP
加入後は先述の宿屋イベントと、このレベルUPくらいしか好感度を上げる方法がありません。注意すべきなのは『主人公のレベルが上がった時』だという点。好感度を上げたいキャラのレベルではありません。
なので、もし仲間入りする前に好感度上げするチャンスがあるなら、そこで上げてから加入させた方がいいでしょう。
ちなみに、パーティー内で一番好感度が高いキャラがイベントの際に率先して喋るようになります。なので喋ってほしいキャラが好感度1位になるよう調整したりするのも、いいかもしれません。
⑤おまけ
仲間にできるキャラクターのうち、仲間入りがめっちゃ簡単な人と、めちゃくちゃ難しい人(初見殺し含む)にわけました。
どんなキャラが登場するかもネタバレです!!やめてください!!という人はここでお別れです。さようなら。もう発売して20年以上経つゲームにネタバレもクソもないけどね。
~簡単~
ゼネテス:加入は終盤だけど、好感度さえ高ければ"ゼネテス一人だけなら"さほど難しくない。他のキャラと同時加入だと高難易度行き。
デルガド:開始直後に仲間入り可。酒場に行けばOK…ただし選択肢を間違えるとNG&フェティ様がパーティーにいると加入しないので注意。
ユーリス:開始直後に仲間入り可。アカデミー破壊イベントは忘れずに。ステータスの上がり方が特殊なため、一周目&初見だと育てにくいかも?あと3000ギア必要なので貯めておこうね。
フェティ様:開始直後に仲間入り可。テラネやロストール辺りの酒場に行けば加入。エルフなので魔法成長補正があり、強い。パーティーの賑やかしだが、シリアスブレイカーでもあるので色々注意。
ルルアンタ:開始直後に仲間入り可。エンシャントorロストールのスラムで加入。初見の時はシーフ系に育てるといい。パーティーの良心。
レルラ=ロントン:開始直後に仲間入り可。テラネの道具屋で加入。初見の時はシーフ系に育てるといい。三十路。
~高難易度~
エルファス:PSPのみ。何十周やってても、どれが加入条件なのかわからなくなる。とりあえずイベントは全部見とけ。
レムオン:出会いイベント発生確率がシビア&イベント進行条件が初見殺し。プレイヤーの精神を破壊するのが大得意。
アンギルダン:区分①で会えるので好感度上げは楽…だけど、死亡フラグが豊富。
フレア:PSPのみ。イベントが多いのと、日数制限がある。ベテランジルオーラーでも厳しい…。
オイフェ:某キャラ生存必須。初見だと某キャラを死なせる可能性大なので、結構厳しい。
ザギヴ:初見殺し。この人もプレイヤーの精神を破壊するのが大得意。大抵墓地にいるので、中盤で仲間になるまでは割とさくさく進むが…もごもご。
ベルゼーヴァ:イベントの発生タイミングや場所が、初見だと多分難しい。
ジルオールは、いつも言ってますが『何周も遊ぶ』ことが前提で作られています。もちろん、1周目をじっくりたっぷり楽しもうと思えばそれもできますが。なので、
1周目は思い通りにいかない前提で、手探りで楽しむ!
こういう気軽な気持ちで、まずは1周走ってみてください。そして2周目を始めればきっと、新しい発見や驚きの連続が待っているはずです。れっつえんじょい、ジルオール!!
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