Misskeyは難しい!と思っている人のためを、意外とそうでもないよ!と安心させるための記事です(概要説明終了)
~Misskeyの使い方もくじ~
● Misskeyってなに?
● どんな特徴があるの?
● どうやって始めるの?
● 投稿の仕方あれこれ
● タイムラインの見方
● その他、知っておいた方がいいこと
● 好きなものを探したい ● ミュート&ブロック
● Misskeyってなに?
ものすごく雑に説明すると、国産SNSです。(実際はちょっと違う)
BlueskyやMastodonなんかと同じく、複数のサーバーの集合体と思ってもらえればだいじょうぶです。
以下は、主に『Misskey.io』というMisskeyの中でも最も大規模なインスタンス(サーバー)についてお話します。
● どんな特徴があるの?
色々ありますが、他のSNSと異なる点を挙げるとするならば…
● MastodonやThreadsといった異なるSNS同士で繋がる事ができる(今回は基本的な使い方なので細かい説明は省きます)
● センシティブなコンテンツを非表示にできる
● チャンネルやアンテナを使って好きなものの情報を集めやすい
● 集客目的のガツガツしたユーザーが少ない(Vtuberやお金儲け系など…伸びにくいため定着しない)
● 怒りや文句の類いのちょっとイヤな感じの投稿が少ない
● リアクション(カスタム絵文字)を使って楽しく便利に表現できる
● Skebと連携出来るようになった(ioのみ)
👉Point
後にも書きますが、Misskeyにはどのサーバーにも『投稿の折り畳み』『投稿ごとの公開範囲設定』機能があります。 なので『ちょっと表に出しにくいな』『嫌な気分にさせるかも』といったものをフォロワーのみの公開にしたり、折り畳んだりするなどが可能なため、比較的平和に見えるのだと思われます。いいことだね。
● どうやって始めるの?
1.https://misskey.io/ を開く。
2.メアド入れてIDとPWを決定する
3.終わり
ね、簡単でしょ?
自分でサーバーを探したい・選びたい人は、https://misskey-hub.net/ja/servers/ から探してみましょう。特定のジャンル(作品)に特化したサーバーもあります。どのサーバーに登録しても、別サーバー同士で交流できる&後から引っ越しも出来るので安心!
● 投稿の仕方あれこれ
基本的には、X含む一般的なSNSと同様です。3000字までの文章・画像・動画など、様々なデータを投稿できますよ。
※以降の画像は私のスマホ版アプリのスクショです。Misskeyは細かくアプリのカラーコードを変えることができます。デフォルトは緑っぽい色で、今回はたまたま紫っぽい色にかえてます。
実際の投稿画面がこちらです。
① 投稿範囲を設定
📝Tips - ホームとフォロワーの違い&鍵垢のこと
ホームとフォロワーはどちらもホームタイムラインに表示されますが、簡単に言うと『FF外から見る事が出来るかどうか』が異なります。前者は検索やリノート(Xでいうリポスト)等を通じてFF外の人でも見る事が出来ます。 また、投稿範囲をフォロワーに指定+フォローを承認制にする事で、Xでいう鍵垢のような状態になります。
② 受け取るリアクションの指定
リモートというのは、他のサーバーからという意味です。
📝Tips - カスタム絵文字のセンシティブ設定
サーバーにもよりますが、リアクション(カスタム絵文字)にはセンシティブ設定というものがあるようです。『非センシティブのみ』にすると、センシティブフラグがついているリアクションが送れなくなります。
ただし、一見センシティブではないカスタム絵文字がセンシティブ設定になっているケースもあるようで、ここについては大分ガバ判定になっていると予想されます。
③ 本文入力
最大3000文字。後述のようなカスタム絵文字や、文字装飾なども可能です。
④ プレビュー
右下のアイコンで表示/非表示切替。
⑤ メディア投稿
⚠️重要 - NSFW設定
ioはすけべコンテンツは勿論、肌色面積の多いもの等についてはNSFW(Not safe for work)フラグをつける事を義務付けられています。
NSFWとは簡単に言うと『学校や会社など、フォーマルな場所での閲覧注意』の事です。
具体的な基準も設けてあるため、すけべコンテンツを投稿しない場合でも必読です。水着やボディラインに沿ったものがNG等、細かく決まっています。
尚、NSFWフラグをつけたものは投稿後サムネイルにぼかしが入ります。後述の『センシティブ非表示』を設定すると、これらの投稿が非表示になります。逆に、設定にて『センシティブコンテンツを隠さない(ぼかし無し)』にする事も可能です。
📝Tips - ドライブ
Misskeyで投稿したメディアはドライブという所へ格納されます。一度投稿したものは再投稿せずともドライブから呼び出す事も可能です。ドライブ内をフォルダ分けする事も出来ますよ。
また、利用日数や支援レベルによりドライブ容量が異なりますが、容量たっぷりなので困る事は基本的にありません。
⑥ アンケート機能
もちろん無料で使えます。
⑦ 折り畳み機能(CW)
📝Tips - CWとは
ContentWarningの略で、要は閲覧注意の事です。先述のNSFWとは異なり、センシティブ非表示にしてもこちらは非表示になりません。センシティブな話や、他人が見たら不愉快かもしれない文章、単純に長くなるので畳みたい時等、便利に使う事が出来ます。Fediverseの平和はこうした機能があるためでもあるかもしれません。
⑧ カスタム絵文字
📝Tips - リアクション?カスタム絵文字?
基本的には同義です。サーバーごとに設けられているカスタム絵文字は、本文にも使えますし、リアクションとしても使えます。いいねでは伝わらない気持ちが伝わるため、Misskeyでは積極的にリアクションを送り合う文化があります[要出典]
Misskeyでは歯磨きや食事、入浴などを褒める風習があります。古のインターネットの「ほかえり」等の文化に近いかも。
●タイムラインの見方
設定によって多少異なりますが、概ねデフォルトはこういう並びになっているかと思われます。
※ちなみにこのしゅまいは本物です。Xから追放されたため、現在はMisskey.ioでのびのびと暮らしています。からしはいません。
① ホームタイムラインは『自分の投稿』『フォローしてる人の投稿やリノート』『フォローしているチャンネルの投稿』が表示されます。
② ローカルタイムラインは、ホームタイムライン+自分が登録しているサーバー(ioに登録している場合はioの全体投稿)が流れてきます。古のTwitterのパブリックタイムラインのようなものです。尚、③と④の間にあるソーシャル・グローバルタイムラインは、更にもっと広い範囲の投稿を取得します。今回は割愛。
③ メディアタイムラインは、登録しているサーバー内のメディアを含む投稿のみを表示します。主にイラストを見たい人向けかも。
④ リストはXと同じような使い方ができます。ただし、リストは作成数上限&登録アカウント数上限があるので注意です。(デフォルトだと5個×20アカウントだったかな)
⑤ アンテナは、特定のワードを含む投稿を自動で集めてくれる機能です。除外ワードも設定出来ます。色々細かく設定できるの で便利ですが、アンテナ作成以前の投稿は集めてくれないので注意。
⑥ 表示設定
これらの設定が可能です。
ioはXを追われたエロ絵師の巣窟でもあるため、そういうのが鬱陶しい場合はここでセンシティブコンテンツを非表示にすればOKです。
非表示にすると、恐らく『●●がセンシティブな投稿をしました』という表示に置き換わり、その表示をタップすると投稿が見られる…という仕様の筈です。(フォロワーがセンシティブ投稿しないのでイマイチ把握してない)
⑦ リプライやリノートについては見れば分かると思うので割愛します。+から、カスタム絵文字をリアクションとして送る事が出来ます。リプライといいねの中間くらいの感覚で気軽に送れるのはMisskeyやMastodonの良い所だと思います。
●その他、知っておいた方がいいこと
● 『チャンネル』は、簡単に言うと共通の話題を持つ人同士でわちゃわちゃする場所です。ioはサーバーが大きいため、チャンネルの種類が豊富です。尚、別のサーバーのチャンネルを閲覧する事は現時点では出来ないようです。
● 『情報』からサーバーの情報を見ることができます。Xの114514倍読みやすい利用規約や、先述の通り投稿に関する決まりなども書かれていますので、際どい投稿をしないユーザーも必読です。絶対読め。
● 表示がおかしい時やカスタム絵文字が読み込まれない時は、とりあえずキャッシュをクリアしましょう。キャッシュクリアしても読み込まれないカスタム絵文字は、既に削除された可能性もあります。
● 好きなものを探したい
探し方は色々ありますが、大きく分けて『通常の検索』『ハッシュタグ』『チャンネル』『アンテナ』を使用するのが一般的かと思われます。詳細については先述の通りなので、割愛します。
● ミュート&ブロック
Xと違うのは『ブロックしただけでは不完全』なところです。Misskeyのブロックは『ブロックした相手に自分の投稿を見せない』機能です。なので、Xのブロックのようにするにはミュートとブロックの両方が必要になります。
ミュートには、ワードミュート・ユーザーのミュート・サーバーのミュートがあります。便利な機能として、特定のユーザーを一定期間ミュートにする事も出来ます。
以上がMisskeyの基本的な使い方の紹介です。
他のサービスを利用する時にも大事なことではありますが、とりあえずまずは利用規約&投稿ルールを読み、設定で何が出来るかを確認しましょう。
使い方については、Xのシンプル過ぎる機能の上位互換なので、そのうち慣れると思います。
Kommentare