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視点や思考回路の違いの話



私があれこれ考える時に気を付けていることシリーズ


学校でも会社でも友達でも、漫画でもアニメでもゲームでもそうですが、視点は複数存在します。


画像の例で言うと、正しいのは当事者ABの心の中だけ。

しかし、当事者AはBを理解できていなかったり、逆もそうであったり、第三者があれこれ好き勝手に予想したり…。

そういう『視点の相違による認識齟齬』というのは、日常にも、非日常にも多く存在します。


中には、これらの視点の違いを正しく捉える事が出来たり、当人の立場になって考えられる細やかな人もいます。

が、多くの人は『自分の経験に似た方』『自分の好き嫌い』『世間的に正しいか否か』というような固定概念(価値観)に引っ張られてしまいます。

(私も気を付けていますが、どうしてもそうなる事があります)


他にも、


・自分がこの人の立場ならこうだろう(自分の思考回路に当てはめる)

・自分がこの人だったらこうだろう(相手の思考回路に当てはめる)


という違いもあります。

一見どちらも『相手の立場になって考える』という意味では似ていますが、前者と後者だと『当事者の気持ちや考え』に対する接し方が、大きく異なります。


更には、


・当人の発言より周辺の人の客観的意見を信用する(周囲から見た姿こそ真実であるという考え方)

・当事者本人の発言を鵜呑みにする(誤魔化しや嘘も含め真実であるという考え方)


など…とにかく『思考する人間が生きてきた環境・受けた教育・価値観』みたいなものによって、場合によっては『認識が事実から大きく歪曲』する…ということがあるわけです。


『思考の歪曲』が、何かしらの作品的価値のようなものを生み出す場合も多いです。

しかし、これらの違いを細やかに理解することは『情報を整理する力』と近しいことであり、偏った物の見方をする人は、やはり情報に翻弄されますし、感情的な判断をする人は、やはり正しい情報よりも感情に近い物を選んでしまいがちです。


こうした複数の視点、複数の思考回路が存在すること、なるべくそれを理解することは、やはり私は必要であると考えるのでありました。


おちまい。

では、みなさま良いゴールデンウイークを。




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